耳を舐る(読み)みみをねぶる

精選版 日本国語大辞典 「耳を舐る」の意味・読み・例文・類語

みみ【耳】 を=舐(ねぶ)る[=嘗(な)める]

  1. 耳打ちをする。ささやく。
    1. [初出の実例]「座敷へ参り太夫様の耳をねぶれば」(出典:浮世草子・風流連理𢢫(1735)下)
  2. 告げ口をする。密告する。中傷する。讒言(ざんげん)する。
    1. [初出の実例]「頼朝の耳(ミミ)を舐(ネブ)り、判官殿の勲功舐り剥がした螾蜒(げじげじ)め」(出典浄瑠璃・右大将鎌倉実記(1724)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む