耳囂しい(読み)みみかしましい

精選版 日本国語大辞典 「耳囂しい」の意味・読み・例文・類語

みみ‐かしまし・い【耳囂】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]みみかしま〘 形容詞シク活用 〙 ( 「みみがしましい」とも ) 耳にやかましく聞こえる。うるさい。騒々しい。かまびすしい。みみかしがまし。
    1. [初出の実例]「都にては、待ち聞きし時鳥、この国にては、〈略〉かりそめの宿の木末、幹の松が枝までも、耳かしましきほどなるが」(出典:金島書(1436)時鳥)

みみ‐がまし・い【耳囂】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]みみがま〘 形容詞シク活用 〙 やかましくて、うるさい。
    1. [初出の実例]「さまざま耳(みみ)かましきまでの御祈りども、しるし見えず」(出典栄花物語(1028‐92頃)月の宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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