木末(読み)コヌレ

デジタル大辞泉 「木末」の意味・読み・例文・類語

こぬれ【木末】

《「こ(木)のうれ(末)」の音変化》樹木先端部分。こずえ。
三国山―に住まふむささびの鳥待つごとく我待ち痩せむ」〈・一三六七〉
[類語]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木末」の意味・読み・例文・類語

こぬれ【木末】

〘名〙 (「こ(木)のうれ(末)」の変化した語) 木の枝さき。枝の先端の方。こずえ。
万葉(8C後)一七・三九九一「渚には あぢ群(むら)騒き 島みには 許奴礼(コヌレ)花咲き 許多(ここばく)も 見の清(さや)けきか」

こ‐の‐うれ【木末】

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普及版 字通 「木末」の読み・字形・画数・意味

【木末】ぼくまつ

梢。

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