精選版 日本国語大辞典 「耳白銭」の意味・読み・例文・類語 みみじろ‐せん【耳白銭】 〘 名詞 〙 江戸時代、正徳四年(一七一四)に江戸亀戸で鋳造された寛永通宝銭。銭貨の外輪が幅広いことの「みみひろ」の変化した語とする説と、外輪が白いところからいうとする説とがある。なお寛文八年(一六六八)鋳造の寛永銭をこれにあてる説もあったが、今日では支持されていない。耳白。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例