デジタル大辞泉 「聞き紛はす」の意味・読み・例文・類語 きき‐まがわ・す〔‐まがはす〕【聞き▽紛はす】 [動サ四]異なる音が入りまじって、聞いても区別がつかないようにさせる。「(読経ノ声ト)例の絶えせぬ水の音なむ、夜もすがら―・さる」〈紫式部日記〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「聞き紛はす」の意味・読み・例文・類語 きき‐まがわ・す‥まがはす【聞紛】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 異なるものの音が入りまじって、聞き違えさせる。[初出の実例]「やうやう涼しき風のけはひに、例の絶えせぬ水のおとなむ、夜もすがらききまがはさる」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年秋) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例