聞とはなし(読み)きくとはなし

精選版 日本国語大辞典 「聞とはなし」の意味・読み・例文・類語

きく【聞】=とは[=とも]なし

  1. はっきりと聞いたということもできないくらいだ。また、特に耳をすまして聞くということではない。
    1. [初出の実例]「ふた声と聞とはなしに郭公夜深くめをもさましつる哉〈伊勢〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)夏・一七二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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