デジタル大辞泉
「肌寒」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はだ‐さむ・い【肌寒】
〘形口〙 はださむ・し 〘形ク〙 (「はだざむい」とも) 肌にひややかさを感じる。肌に冷たく感じる。
※
万葉(8C後)二〇・四三五一「旅衣八つ着重ねてい寝れどもなほ波太佐牟志
(ハダサムシ)妹にしあらねば」
※
源氏(1001‐14頃)
桐壺「野分だちて、にはかにはださむき
夕暮のほど」
はださむ‐げ
〘形動〙
はださむ‐さ
〘名〙
はだ‐さむ【肌寒】
〘名〙 秋になり肌にひややかさを感じること。
秋冷。《季・秋》
※俳諧・毛吹草(1638)二「肌寒 やや寒」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報