肘内村(読み)ひじうちむら

日本歴史地名大系 「肘内村」の解説

肘内村
ひじうちむら

[現在地名]塩谷町肘内

大久保おおくぼ村の東に位置。北部をあら川が東流、北は大槻おおつき(現矢板市)、東は蒲須坂かますさか新田(現氏家町)、南は押上おしあげ(現同上)。今宮祭祀録(西導寺蔵)によると、肘内郷は今宮いまみや神社(現氏家町)に社家役として廻楼東分二間と政所籠所の畳を勤仕した。慶安郷帳では合計高は合わないが高一九七石余、田方一六四石余・畑方五三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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