精選版 日本国語大辞典 「肝魂も身に添わず」の意味・読み・例文・類語
きもだましい【肝魂】 も 身(み)に添(そ)わず
- ( 肝も魂も体から離れて出てしまうの意 ) 恐ろしさに生きた心地もないこと、また驚きや不安で茫然自失することをいう。
- [初出の実例]「汝すがたを見ては肝たましゐも身にそふまじきなり」(出典:平家物語(13C前)八)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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