肝魂を失う(読み)きもだましいをうしなう

精選版 日本国語大辞典 「肝魂を失う」の意味・読み・例文・類語

きもだましい【肝魂】 を=失(うしな)う[=消(け)す・=暗(くら)まかす]

  1. 非常に驚くさまにいう。驚き恐れて、茫然自失する。
    1. [初出の実例]「此騒動のあさましさに、高も賤も、肝魂をうしなて、四方へ皆退散す」(出典:平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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