肩背苦し(読み)かたせくるし

精選版 日本国語大辞典 「肩背苦し」の意味・読み・例文・類語

かたせ【肩背】 苦(くる)

  1. 肩や背が苦しいほど、気が滅入る。
    1. [初出の実例]「けさはだうすく行道は、かたせくるしき、身のゆくゑ心からとは、いひながら」(出典:浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android