(読み)ミゲ

デジタル大辞泉 「胘」の意味・読み・例文・類語

みげ【×胘】

牛・鹿・羊などの胃袋塩辛などにした。
が―はみ塩(=塩辛)のはやし」〈・三八八五〉
牛・鹿・羊などのふん。〈和名抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胘」の意味・読み・例文・類語

みげ【胘】

〘名〙
① 牛・鹿・羊などの胃袋の肉。しおからの材料とした。
万葉(8C後)一六・三八八五「吾が肝も 御鱠(なます)はやし 吾が美義(ミゲ)は 御塩のはやし」
② 牛・鹿・羊などの糞。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android