胡馬北風に嘶う(読み)こばほくふうにいばう

精選版 日本国語大辞典 「胡馬北風に嘶う」の意味・読み・例文・類語

こば【胡馬】 北風(ほくふう)に嘶(いば)

  1. 胡馬北風の吹くごとに故郷胡地を慕って嘶(いなな)く。故郷のなつかしく忘れ難いことたとえ。胡馬北風による。
    1. [初出の実例]「越鳥南枝に巣をかけ、胡馬北風にいばへけるも、生土を思ふ故ぞかし」(出典:平治物語(1220頃か)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む