精選版 日本国語大辞典 「胸が開く」の意味・読み・例文・類語
むね【胸】 が=開(ひら)く[=開(ひら)ける]
- 胸のつかえがとれる。心にかかっていた心配事などが解消して、ほっとする。
- [初出の実例]「小門を出て見れば、藩邸の北にある長屋のたふれて、火出しにて、殿屋には、はるかに隔りたれば胸ひらけし心地す」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...