小門(読み)しょうもん

精選版 日本国語大辞典 「小門」の意味・読み・例文・類語

しょう‐もん セウ‥【小門】

〘名〙 小さな門。大門の脇または裏の部分につけられた小さな出入口。こもん。
吾妻鏡‐建仁三年(1203)九月二日「帯弓箭、可両方小門之旨下知給」 〔爾雅注‐釈宮〕

こ‐もん【小門】

〘名〙 小さな門。大門のそばなどにある小さな門。
※宇治拾遺(1221頃)三「藁をば大門の腋にかくし置きて、待ちゐたる程に〈略〉僧正小門より帰る音しければ」

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デジタル大辞泉 「小門」の意味・読み・例文・類語

こ‐もん【小門】

小さい門。大門のわきなどにある小さな門。

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