デジタル大辞泉 「胸に当たる」の意味・読み・例文・類語 胸むねに当あた・る 思い当たる。心に強く感じる。「夜中に魑魅魍魎ちみもうりょうに魘おそわれたのも、思い出して、私は犇々ひしひしと―・った」〈鏡花・高野聖〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「胸に当たる」の意味・読み・例文・類語 むね【胸】 に 当(あ)たる 心に思いあたる。心に強く感じる。[初出の実例]「かほどの理(ことわり)、誰かは思ひよらざらんなれども、折からの、思ひかけぬ心地して、胸にあたりけるにや」(出典:徒然草(1331頃)四一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例