精選版 日本国語大辞典 「胸の月」の意味・読み・例文・類語
むね【胸】 の 月(つき)
- 悟りを開いた心を、清く澄む月にたとえていう。また、心が清いさまにもいう。心の月。《 季語・秋 》
- [初出の実例]「むねの月心の水もよなよなの静かなるにぞ澄みはじめける〈土御門院〉」(出典:続古今和歌集(1265)釈教・七六一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...