胸の隙開く(読み)むねのひまあく

精選版 日本国語大辞典 「胸の隙開く」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 の 隙(ひま)(あ)

  1. 心が晴れやかになる。胸あく。
    1. [初出の実例]「思ひ結ぼほるる事ども、少しづつ、かたり聞え給ぞ、こよなくむねのひまあく心地し給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)早蕨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android