脇を掻く(読み)ワキヲカク

デジタル大辞泉 「脇を掻く」の意味・読み・例文・類語

わき・く

わきの下あたりをさする。得意なさま、気負ったさまにいう。
「いみじくしたり顔に―・きて言ひけるをぞ」〈今昔二五・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「脇を掻く」の意味・読み・例文・類語

わき【脇】 を 掻(か)

  1. 腋の下のあたりをさする。得意になったり、気負ったりした時などのさまにいう。
    1. [初出の実例]「彼の一供奉〈略〉脇を掻て、扇を高く仕て、(いかり)て云く」(出典今昔物語集(1120頃か)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android