脛洗侍(読み)すねあらいさぶらい

精選版 日本国語大辞典 「脛洗侍」の意味・読み・例文・類語

すねあらい‐さぶらいすねあらひさぶらひ【脛洗侍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 他人の足を洗うほど卑しい身分の侍の意 ) 卑しい身分から出世した侍や成り上がりの侍を、卑しめていう語。足洗い侍。
    1. [初出の実例]「ヤイ脚(スネ)あらひ侍の馬鹿者」(出典浄瑠璃井筒業平河内通(1720)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android