腕を齧る(読み)うでをかじる

精選版 日本国語大辞典 「腕を齧る」の意味・読み・例文・類語

うで【腕】 を 齧(かじ)

  1. ( 「手を食う」の俗語 ) 計略にかかる。
    1. [初出の実例]「汝等がいくら姿を化して出ようとも、どっこい其の腕(ウデ)は喰(カヂ)らねえ」(出典人情本・春色雪の梅(1838‐42頃か)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android