腕守(読み)うでまもり

精選版 日本国語大辞典 「腕守」の意味・読み・例文・類語

うで‐まもり【腕守】

〘名〙 布袋に納めたり、腕ぬきに入れたりして二の腕につける神仏守り札。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の腕守の言及

【御守】より

…中世では衣服の上からかけたが,近世に入ると直接肌の上,または腹掛けの表につけるようになった。幕末には腕につける腕守も出現した。子どもの背守の模様は鶴,亀,井筒などめでたいもので,魔除け,虫封じのためとされた。…

※「腕守」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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