内科学 第10版 「腰仙神経叢障害」の解説
腰仙神経叢障害(神経叢障害)
腰仙神経叢はT1からS3の神経根からなるが,坐骨神経を構成するL4〜S2の障害が多い.骨盤内腫瘍,子宮疾患,腹部大動脈瘤などが原因とされてきたが,近年は糖尿病患者に下肢近位筋の脱力をきたす型が増加しており糖尿病性筋萎縮症あるいは糖尿病性近位運動ニューロパチー(L2〜L4成分の虚血性障害)とよばれる.[桑原 聡]
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報
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