障害(読み)ショウガイ

デジタル大辞泉 「障害」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がい〔シヤウ‐〕【障害/障×碍/障×礙】

[名](スル)
さまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。しょうげ。「旧弊改革の―になる」「―を乗り越える」「電波―」
「立憲公議の美政を組織せんと欲せば、之を―し是を非難し」〈東海散士佳人之奇遇
個人的な原因や、社会的な環境により、心や身体上の機能が十分に働かず、活動制限があること。「胃腸―」「言語―」
障害競走」の略。
[類語]邪魔妨害阻害そがい掣肘せいちゅう干渉横槍よこやり支障障壁さわ邪魔だて隘路あいろネック水を差す水をかける足を引っ張る挫く弱める砕く削ぐ圧伏圧殺抑える妨げる遮る立ち塞がるせきとめる制止捕まえる握る挟む押しとどめるストップを掛ける封殺諫止阻む食い止める立ちはだかる遮断妨害阻止ブレーキが掛かる腰を折る

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精選版 日本国語大辞典 「障害」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がいシャウ‥【障害・障碍・障礙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) さまたげをすること。じゃまをすること。また、そのさまたげとなるもの。さわり。しょうげ。
    1. [初出の実例]「此に何と云障があって思ふ事がよからうとすればわるくはなりなりすると云て」(出典史記抄(1477)一八)
    2. 「此別当が自分と軍人との間に成り立ってゐる或る関係に障碍を加へるものであるやうに感じた」(出典:金貨(1909)〈森鴎外〉)
    3. [その他の文献]〔白居易‐春日題乾元寺上方最高峰亭詩〕
  3. 精神や身体の器官がなんらかの原因でその機能を果たさないこと。また、その状態。
    1. [初出の実例]「青春時代の、生理的発達に伴ふ心理的変化から来る道徳機能の障碍(シャウガイ)である」(出典:搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉殿さまお目ざめ)
  4. しょうがいきょうそう(障害競走)」「しょうがいぶつきょうそう(障害物競走)」の略。

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デジタル大辞泉プラス 「障害」の解説

障害

英国の作家ディック・フランシスのミステリー(1977)。原題《Risk》。競馬界を舞台にしたシリーズの第16作。

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普及版 字通 「障害」の読み・字形・画数・意味

【障害】しようがい

邪魔。

字通「障」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「障害」の意味・わかりやすい解説

障害
しょうがい

創傷」のページをご覧ください。

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