臥猪の床(読み)ふすいのとこ

精選版 日本国語大辞典 「臥猪の床」の意味・読み・例文・類語

ふすい【臥猪】 の 床(とこ)

  1. イノシシが茅・葦・枯草などを敷いて寝ている所。また、人が野宿するためにそれをまねて作ったもの。イノシシのことにもいう。
    1. [初出の実例]「苅藻かき臥ゐの床のいを安みさこそねざらめかからずも哉〈和泉式部〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)恋四・八二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む