自然成長率(読み)しぜんせいちょうりつ(その他表記)natural rate of growth

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自然成長率」の意味・わかりやすい解説

自然成長率
しぜんせいちょうりつ
natural rate of growth

労働生産性の増加率と労働人口の増加率を加えたもの。 R.F.ハロッドにより導入された。労働生産性の増加率は,ときには技術進歩率とも呼ばれる。実質国民所得を雇用労働量で割った比率として経済全体の労働生産性を考えるならば,労働の完全雇用が実現しているためには現実の実質国民所得の成長率は自然成長率に等しくなければならない。自然成長率は資本設備の完全利用のもとで成立する実質国民所得の成長率,すなわち保証成長率とは区別されなければならない。

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