自発分極(読み)ジハツブンキョク

デジタル大辞泉 「自発分極」の意味・読み・例文・類語

じはつ‐ぶんきょく【自発分極】

誘電体外部からの電界作用なしに起こす誘電分極自発電気分極

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の自発分極の言及

【電気分極】より

…τは緩和時間,α0は静的配向分極率である。
[自発分極]
 外部電場の値を0にしたとき,分極の値も0になる誘電体と,分極の値が一定の値になる誘電体とがある。外部電場が0のときの分極を自発分極といい,結晶が11の極性点群のいずれかに属するとき,その結晶は自発分極をもつ。…

※「自発分極」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android