舌訛(読み)しただむ

精選版 日本国語大辞典 「舌訛」の意味・読み・例文・類語

した‐だ・む【舌訛】

〘自動〙 (活用はマ行四段か、マ行上二段か未詳語源が「回(た)む」からだとすれば上二段活用か。「だむ」は回る意の動詞「たむ」で、舌の曲がったもの言いの意か。古くは「したたむ」) ことばがなまる。なまった言い方をする。
拾遺(1005‐07頃か)物名・四一三「あづまにて養はれたる人の子はしたたみてこそ物はいひけれ〈よみ人しらず〉」

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