舞い奏ず(読み)まいかなず

精選版 日本国語大辞典 「舞い奏ず」の意味・読み・例文・類語

まい‐かな・ずまひかなづ【舞奏】

  1. 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 ( 「かなず」は、手を動かし舞う意 ) 手を動かし、回り舞う。舞を舞う。
    1. [初出の実例]「爾に其の大前小前の宿禰、手を挙げ膝を打ち、儛訶那伝(まひカナデ)〈訶より下の三字は音を以ゐる〉、歌ひ参来」(出典古事記(712)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android