船が座る(読み)フネガスワル

デジタル大辞泉 「船が座る」の意味・読み・例文・類語

ふねすわ・る

船が水から陸に上げられる。また、座礁する。〈日葡
その場にいつづける。じっと腰を据えて動かない。
「今宵も明日も明後日も、揚げ詰めの大々尽、お―・った」〈浄・曽根崎

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関連語 揚詰 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「船が座る」の意味・読み・例文・類語

ふね【船】 が 坐(すわ)

  1. 船が水からあげられて陸に置かれる。また、座礁する。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. 腰をすえてしまってなかなか帰らないたとえ。
    1. [初出の実例]「今宵も明日も明後日も、揚詰の大々尽、お船(フネ)がすはった」(出典浄瑠璃お初天神記(1733))

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