船競ぶ(読み)フナクラブ

デジタル大辞泉 「船競ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふな‐くら・ぶ【船競ぶ】

[動バ下二]ふなぎおう」に同じ。
「船並べ朝河渡り―・ベ夕河渡り」〈拾遺・雑下〉

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精選版 日本国語大辞典 「船競ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふな‐くら・ぶ【船競】

  1. 〘 自動詞 バ下二段活用 〙 きそって船を漕ぐ。ふなぎおう。
    1. [初出の実例]「舟ならべ あさ河わたり ふなくらへ ゆふかはわたり〈柿本人麿〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑下・五六九)

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