船舫(読み)ふなもよい

精選版 日本国語大辞典 「船舫」の意味・読み・例文・類語

ふな‐もよい‥もよひ【船舫】

  1. 〘 名詞 〙ふなもやい(船舫)
    1. [初出の実例]「泊り泊りの舟もよひ、身は其処となき旅の空」(出典:叢書本謡曲・岩根山(室町末か))

ふな‐もやい‥もやひ【船舫】

  1. 〘 名詞 〙 船をつなぎとめること。船を進めないで一か所に止めておくこと。ふなもよい。
    1. [初出の実例]「夫はかひをつかひゐて舟もやひするに」(出典:随筆・雲萍雑志(1843)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android