江戸中期の随筆。4巻4冊。1842年(天保13)江戸刊。文雅人柳沢淇園(きえん)の随筆とされ、明治以来翻刻も多いが、作者についてはなお疑問が残る。内容は作者が日常聞き及んだ志士仁人の言行逸話、自家の経歴などを記して興趣に富むが、全体に道徳臭が強く、粋人淇園のおもかげはみいだせない。序文に、淇園の20巻に及ぶ原稿を大坂の木村蒹葭堂(けんかどう)が珍蔵し、桃花園某がそれを抜粋、4巻にまとめて成ったことを記してあるが、桃花園および出版に関係した江戸の雑学者山崎美成(よししげ)が、淇園の名声に付会した偽作であろうとされる。
[中野三敏]
『森銑三校訂『雲萍雑志』(岩波文庫)』▽『『森銑三著作集11』(1974・中央公論社)』
《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...
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