色奴(読み)いろやっこ

精選版 日本国語大辞典 「色奴」の意味・読み・例文・類語

いろ‐やっこ【色奴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌舞伎で、華美な衣装をつけた色男の奴の役をいう。
    1. [初出の実例]「朝顔千平という色奴(イロヤッコ)だぞ」(出典:歌舞伎・助六廓夜桜(1779))
  3. のかぶる鬘(かつら)。椎茸尻(しいたけじり)ののんこ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 かつら 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android