デジタル大辞泉 「衣装」の意味・読み・例文・類語
い‐しょう〔‐シヤウ〕【衣装/衣×裳】
2 儀式や祭りの場での、多く定式化された衣服。また、芸能で出演者のつける衣服。舞楽・能では、特に
[類語]服・洋服・和服・
( 1 )中世までの「衣裳」は、キヌ・キルモノなどと共に、ほぼ着衣の総称として用いられている。
( 2 )近世に入ると、華美な、扮装としての舞台衣裳や晴れ着の用法が中心となり、その後、表記は、熟語全体の意味の類似性から「衣装」の書き換えも定着した。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…〉とある)。 また近年では文化人類学,民俗学,演劇学,国文学,歴史学等の分野で,人間文化のさまざまな局面にあらわれる,象徴的な衣装の変更という現象一般を指して,〈変装〉(あるいはほぼ同じ意味で〈仮装〉〈異装〉)と呼ぶことが普通に行われている。したがってここでは,〈変装〉という言葉自体がもつニュアンスと時代的な限定性から離れて,一般的かつ原理的に,しばしば歴史的にも重大な意味を担っている,一種の文化現象あるいは社会現象としての変装という行為について,以下考察を加えることとしたい。…
※「衣装」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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