芋の頭(読み)いものかみ

精選版 日本国語大辞典 「芋の頭」の意味・読み・例文・類語

いも【芋】 の 頭(かみ)

  1. いもがしら(芋頭)季語新年
    1. [初出の実例]「守れ猶としとしいはふいものかみ〈以重〉」(出典:俳諧・誹諧発句帳(1633)春)
    2. 「いものかみ、芋頭を云。頭(とう)を頭(かみ)と云こと、所謂祝語なり。玄蕃頭木工頭のかみをかりて云」(出典:俳諧・年浪草(1783)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android