芝田総二(読み)シバタ ソウジ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「芝田総二」の解説

芝田 総二
シバタ ソウジ


職業
俳優

本名
芝田 惣治

別名
旧芸名=嵐 璃運児

生年月日
明治26年 7月24日

出生地
兵庫県 伊丹市野間

経歴
生家は農家で、米問屋に勤めたのち、17歳の頃に曽我廼家五郎一座に入り、曽我廼家時太郎と名乗る。大正15年嵐璃徳一座に加入、嵐璃運児と改名。9年嵐璃徳について帝キネに入り、「激流の血」「勤王か佐幕か」では桂小五郎、「関東綱五郎」では神戸長吉を演じ、色敵役を得意とした。のち新興キネマ、大映に所属。新興時代に芝田総二と改名、戦後も大映京都の「最後の攘夷党」(昭和21年)から「若き日の講道館」(46年)まで多くの時代劇に老け役として渋い演技を見せたが、大映倒産とともに引退した。

没年月日
昭和54年 1月26日 (1979年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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