花の下風(読み)はなのしたかぜ

精選版 日本国語大辞典 「花の下風」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 下風(したかぜ)

  1. 花の咲いている木の下を吹く風。初春の風。
    1. [初出の実例]「桜山花の下風吹きにけり木のもとごとに雪のむら消え」(出典:康資王母集(1106頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android