花の命は短くて苦しきことのみ多かりき(読み)ハナノイノチハミジカクテクルシキコトノミオオカリキ

デジタル大辞泉 の解説

はないのちみじかくてくるしきことのみおおかりき

林芙美子色紙などに好んで書いた短詩女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しいときが多かったみずからの半生をうたったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例