精選版 日本国語大辞典「半生」の解説
はん‐せい【半生】
〘名〙
※両足院本山谷抄(1500頃)二〇「我は六十で有ほどに、はや半生を過たに」 〔牟融‐贈鴎陽詹詩〕
② 死にかかっていること。はんしょう。〔庾信‐慨然成詠詩〕
③ なかば生(なま)であること。はんなま。
※随筆・孔雀楼筆記(1768)一「米釜中に在て、半生半熟す」
はん‐なま【半生】
〘名〙
① (形動) 十分に煮えたり、乾いたりしていないこと。また、そのさま。「半生の芋」
② 「はんなまがし(半生菓子)」の略。
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