花田長太郎(読み)ハナダ チョウタロウ

20世紀日本人名事典 「花田長太郎」の解説

花田 長太郎
ハナダ チョウタロウ

大正・昭和期の棋士 将棋九段。



生年
明治30(1897)年

没年
昭和23(1948)年2月28日

出生地
北海道

経歴
関根金次郎門で、大正14年8段、「寄せの花田」といわれ、華麗な攻めと、将棋理論は高い評価を得た。第1期名人戦で木村義雄に敗れた。門下に塚田正夫ら。昭和37年日本将棋連盟から9段追贈。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花田長太郎」の解説

花田長太郎 はなだ-ちょうたろう

1897-1948 大正-昭和時代の将棋棋士。
明治30年7月6日生まれ。関根金次郎の門にはいり,大正14年8段。昭和12年第1期名人戦で木村義雄に敗れる。理論にもとづくするどい攻めで「寄せの花田」といわれた。門下に塚田正夫らがいる。昭和23年2月28日死去。52歳。37年追贈9段。北海道出身。函館商業中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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