若の里(読み)わかのさと

知恵蔵mini 「若の里」の解説

若の里

元大相撲力士。若の里忍(わかのさとしのぶ)。本名・古川忍。1976年7月10日、青森県生まれ。184センチ、160キロ。中学を卒業した92年に鳴戸部屋に入門し、同年の春場所で初土俵を踏む。97年九州場所で新十両となり、98年夏場所より新入幕。2013年12月には田子ノ浦部屋に転籍した。最高位は関脇で、史上8位タイとなる三役通算26場所在位(関脇19、小結7)と、史上最長の19場所連続三役在位を記録し、三賞10回(殊勲賞4回、敢闘賞4回、技能賞2回)、金星2個を獲得した。生涯戦績は914勝(歴代7位)・783敗・124休(幕内での戦績は613勝・568敗・124休)。1691回出場は歴代5位となる。15年9月3日、現役引退を表明年寄「西岩」襲名が認められ、田子ノ浦部屋付きの親方として指導に当たる。

(2015-9-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android