関脇(読み)セキワケ

デジタル大辞泉 「関脇」の意味・読み・例文・類語

せき‐わけ【関脇】

《「せきわき」の音変化。大関の脇の意》相撲で、大関次位小結上位三役の一。せきわき。

せき‐わき【関脇】

せきわけ」に同じ。
鳥羽の牛松前頭、―はね石松の介ずしりずしりとゆるぎ出で」〈浄・井筒業平〉

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精選版 日本国語大辞典 「関脇」の意味・読み・例文・類語

せき‐わき【関脇】

  1. 〘 名詞 〙せきわけ(関脇)
    1. [初出の実例]「よろほひ出て大しょく計 関脇も今は昔しの取おくれ〈重直〉」(出典:俳諧・二葉集(1679))

せき‐わけ【関脇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 大関の脇の意 ) 力士階級一つ。三役力士のうち大関の次位、小結の上位。せきわき。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関脇」の意味・わかりやすい解説

関脇
せきわけ

力士の階級。三役 (さんやく) の中間位で,大関の下,小結の上位。大関の脇の位置意味から起こった名。8世紀節会相撲 (せちえずもう) では,最強者の最手 (ほて) に次ぐ者を「最手脇」または「脇」と称し,今日の関脇の初めとされる。

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