若木花容彩四季(読み)わかぎのはな すがたのさいしき

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「若木花容彩四季」の解説

若木花容彩四季
〔常磐津〕
わかぎのはな すがたのさいしき

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
中村重助(4代)
演者
岸沢式左(5代)
初演
天保9.1(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の若木花容彩四季の言及

【三人生酔】より

…(2)常磐津。本名題《若木花容彩四季(わかきのはなすがたのさいしき)》の下の巻。1838年(天保9)正月,2世市川九蔵(のちの6世団蔵),12世市村羽左衛門ほかにより江戸市村座で初演。…

【釣狐】より

…これを《曾我の対面》へもちこみ工藤と曾我兄弟で釣狐の所作を演じるのが《釣狐の対面》で,1770年(明和7)1月江戸中村座で初世中村仲蔵が初演したが伝存しない。今日残るのは1838年(天保9)江戸市村座上演の常磐津《若木花容彩四季(わかぎのはなすがたのさいしき)》。さらに朝比奈と虎,少将でやるのが同じく常磐津の《朝比奈の釣狐》(1825年江戸中村座初演)で,本名題《寄罠娼釣髭(てくだのわなきやつをつりひげ)》。…

※「若木花容彩四季」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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