若菰を(読み)ワカゴモヲ

デジタル大辞泉 「若菰を」の意味・読み・例文・類語

わかごも‐を【若×菰を】

[枕]若菰を刈る意で、「刈る」と同音を含む地名猟路かりぢ」にかかる。
「―猟路の小野鹿ししこそば」〈・二三九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「若菰を」の意味・読み・例文・類語

わかごも‐を【若菰を】

  1. 若ごもを刈る意で、「刈る」と同音を含む地名「猟路(かりぢ)」にかかる。
    1. [初出の実例]「馬並めて み狩立たせる 弱薦乎(わかごもヲ) 猟路の小野に」(出典万葉集(8C後)三・二三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む