苦み味走る(読み)にがみばしる

精選版 日本国語大辞典 「苦み味走る」の意味・読み・例文・類語

にがみ‐ばし・る【苦味走】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. ( 多く男の顔についていう ) 顔つきに渋みがある。きびしくひきしまっていて男らしい顔つきである。
    1. [初出の実例]「此君面ていにかみはしり」(出典:評判記・新野郎花垣(1674)山中作爾)
    2. 「寒月君は苦味ばしった好男子で」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五)
  3. にがにがしい気持がさっと顔にあらわれる。
    1. [初出の実例]「人我を出しにつかふて人ひとを見に来る我をまことにあいすにあらずとにがみばしって言へば」(出典:洒落本・野路の多和言(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む