苦笑ふ(読み)ニガワラウ

デジタル大辞泉 「苦笑ふ」の意味・読み・例文・類語

にが‐わら・う〔‐わらふ〕【苦笑ふ】

[動ハ四]にがわらいをする。
「下には用心して、―・ひてのみぞありける」〈平家・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「苦笑ふ」の意味・読み・例文・類語

にが‐わら・う‥わらふ【苦笑】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 にがにがしい思いで笑う。くしょうする。にがりわらう。
    1. [初出の実例]「うへには事なき様なれ共、下には用心して、にがわらひてのみぞありける」(出典:平家物語(13C前)三)

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