茂する(読み)もする

精選版 日本国語大辞典 「茂する」の意味・読み・例文・類語

も‐・する【茂】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]も・す 〘 自動詞 サ行変 〙 草や木が茂る。茂生する。
    1. [初出の実例]「芽茎生長し、枝葉華果もすことあり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏性)

茂するの補助注記

上代の形容詞「もし(茂)」が漢文訓読語として継承され、それを動詞と考えてサ変に活用させたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android