茅筵(読み)ちはむしろ

精選版 日本国語大辞典 「茅筵」の意味・読み・例文・類語

ちは‐むしろ【茅筵・茅葉筵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちわむしろ」とも ) 茅(ちがや)の葉を織って作った筵。
    1. [初出の実例]「おぼろ月夜にふたりねにけり しく物もなきかや恋のちハ莚(ムシロ)」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)二)

ち‐むしろ【茅筵】

  1. 〘 名詞 〙 ちがやで織ったむしろ。
    1. [初出の実例]「三百五十文、茅筵」(出典:高野山文書‐大永四年五月~五年(1524‐25)谷上院勘録状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android