茅野和田遺跡(読み)ちのわだいせき

日本歴史地名大系 「茅野和田遺跡」の解説

茅野和田遺跡
ちのわだいせき

[現在地名]茅野市玉川 粟沢

小泉こいずみ山の西麓台地上、和田集落の北側、標高八八〇メートルに位置する。山浦やまうら地方の出入口にあたり、湧水源に近く、南面した平坦地数アールにわたる縄文中期の集落跡である。

昭和四四年(一九六九)、同四九年の二度の調査で、縄文中期七二軒を主として弥生―平安時代までの住居跡八八軒、配石等の特殊遺跡六五が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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